2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
当初この計画の積算を始めたときは百メートル地下ということで考えておりましたけれども、本当に、じゃ、百メートルの地下深度が必要なのかどうなのか、それから、この間、技術的にも日本もいろいろ発達してきて、検査器そのもののコストを下げることも少しずつ可能になってきているんじゃないか、いろいろなことがありますので、ぜひこういったことをしっかり俯瞰をしながら、文科省としては、これまでの国内外の議論も踏まえ、学術プロセス
当初この計画の積算を始めたときは百メートル地下ということで考えておりましたけれども、本当に、じゃ、百メートルの地下深度が必要なのかどうなのか、それから、この間、技術的にも日本もいろいろ発達してきて、検査器そのもののコストを下げることも少しずつ可能になってきているんじゃないか、いろいろなことがありますので、ぜひこういったことをしっかり俯瞰をしながら、文科省としては、これまでの国内外の議論も踏まえ、学術プロセス
その上で申し上げますと、ILC計画については、文部科学省が昨年三月に表明いたしました見解に基づき、国内の学術プロセスや欧州等の国外の議論の進捗を注視している状況と承知しているところでございます。
我が国の学術の大型プロジェクトにつきましては、その正式な学術プロセスといたしまして、日本学術会議がマスタープランを策定し、それを踏まえまして文部科学省の審議会において優先度を明らかにして策定されますロードマップに位置付けられることが必要となっているところでございます。
三月七日に文部科学省が示したILC計画に関する見解においても、正式な学術プロセス、日本学術会議が策定するマスタープラン等ですね、で議論することが必要としており、内閣府としては今後もそれらの検討状況に応じて対応していきたいと考えております。
そして、この一年がこのILC計画の成否が懸かるという本当に大事な期間となりますので、このことについてはまた何回か取り上げていきたいと思いますが、今お示しされたとおりでありますが、文部科学省が示した見解では、正式な学術プロセス、日本学術会議が策定するマスタープラン等で議論することが必要としていますが、日本学術会議のマスタープランの意義と策定のスケジュールをお伺いいたします。
一方、日本学術会議の所見において、諸分野の学術コミュニティーとの対話の不足など、さまざまな懸念が示されていることを踏まえまして、国内では、正式な学術プロセスである日本学術会議のマスタープランでの検討、国外では、欧州のプロセスとなる次期の欧州素粒子物理戦略の議論が必要であると、見解でお示しをさせていただきました。